友人目線の話です。田舎町で開催される音楽フェスを企画しようと、バンドのメンバーが言い出してから、何も具体的な事柄が決まらない日々を過ごしています。

特には、音楽フェスが実際に開催されなくとも、誰も困る人々はいないので、呑気な話合いのもと話し合われていますが、元々は、私達のバンド仲間が発表会形式の中、仲間内で楽しんでいたイベントに大勢の人が集まったら楽しいかもね。

という趣旨で始まったのが発端です。その後、尾ひれはひれがついて、伝説の音楽フェスにしようなどと、言い出したメンバーが、オレたちのフェス開催までの軌跡は、伝説を語る書籍となって出版され、世界に知られる音楽フェスになるのだなどと、メンバー仲間の間で盛り上がるようになってしまいました。

何ひとつイベント開催の事柄は決定していないのに、夢ばかり追う事が出来るなんてお気楽なものです。

実際に、音楽フェスに関する本が出版されれば、多くの人々が集まってきてくれる可能性もありますが、未だ伝説にもなっていない音楽フェスの記録を読むような人々は果たしているのでしょうか?

そんな訳はありません。こんな田舎町の音楽フェスを伝説にするには、何が必要なのでしょうか?

なぜだか私自身までも、単なる田舎町の音楽フェスの開催ではなく、伝説の音楽フェス開催を意識しはじめてしまいました。

夢は語っているうちに現実になるとも言われていますが、なんともおかしな凸凹バンドメンバーが、言い出した伝説の音楽フェス開催は、少しずつですが、私達の心の中で動き出しました。